立春・・・

二十四節季、暦の上では春の始まりの日、いつものようにお昼におやじ殿の病院へ。 タオルを散髪屋さん
みたいに熱々に絞って顔を拭いてやり、手を拭いてやり、お茶が飲みたいというので「ちょっとずつ飲みや」
と飲ませて、しばらくのあいだ横で眺めて。  時間が来たので 「行くわ、また来るな」 と言うと軽く手を
上げてたおやじ殿。 帰宅してお店をあけて仕事にかかるとすぐに病院より電話。 15時半ごろ。 「血圧が
下がってきててよくありません。 昇圧剤を使います。 すぐに病院にいらしてください」との事。 とるものも
とりあえず、病院へ。 幸い近くで仕事してた弟と先生のお話、「延命治療・・・人工呼吸器・・・ご家族を・・・」。 
酸素、昇圧剤全開、19時意識とぎれとぎれ、22時香川の姪っ子も到着、おやじ判った模様。 23時、弟が
泊まる事として弟の一家帰宅、おかんとお噛み実家へ送り届け。虫の知らせ?自分も病院へ戻って泊まる事に。 
24時半、血圧さらに低下、昇圧剤が効かなくなり、上が50を切りショック状態、アラーム鳴りっぱなし危篤。
すぐにおかんとお噛みを病院へ呼び戻し。 25時18分呼吸停止、同22分、往生。 お昼に手を上げてた
おやじが・・・穏やかに逝きました。 無念です。