ツールド熊野

UCIアジアツアー2−2カテゴリー・・ジャパンツアー第5戦「ツール・ド・熊野」に三船さんの
“MASSA−FOCUS OUTDOOR PRODUCT” のメカニックスタッフとして参戦して
来ました。 27日のプロローグを皮切りに30日まで、全347.15kmを走破する4日間の
ステージレースです・・・。

地元では新聞にも大きく紹介されています


今回、我らがチーム MASSAーFOCUSからは日置、丸山、皿屋、伊藤、伊勢、丸本の6選手が参戦
ベテラン、中堅、若手とバランスの取れた布陣です。皆々個性的で男前、ナイスガイ揃い\(^o^)/。


さすがに26日から帯同とは都合がつかずチームには28日夕方に合流。プロローグは無難にこなした
そうですが、1stステージ、まさかのタイムアウト (5分遅れでタイムアウトのルールでしたがなぜか
3分あまりでカットされたそうな・・・なぜかは謎)で、皿屋選手、伊藤選手の2名が惜しくも脱落・・・。
全滅の憂き目を見たチームも多数・・・。残りの4名で核心の熊野山岳、キツい太地半島の2ステージを
こなす事に・・・。

選手達の駆るバイクはFOCUS−CAYO+カンパコーラス11Sです


バイクをシコシコ洗車・微調整して明日に備えます・・・・・。6台あると時間が足りません。 
お天気で良かったです。 食事のあとミーティング、就寝・・・。


明けて29日、2ndステージ熊野山岳コース。スタート&ゴール地点が熊野倶楽部と言うところに
変わってゴールは割とキツイ登りです。

スタート前のリラックスしつつも気合の入るひと時・・・今日も晴天です


レースは定刻に出発、熊野市街をパレード走行。沿道には大勢の観客の皆さんがでて華やかです。
これだけ街全体の歓迎ムードを作り出すためのレース運営スタッフの努力は計り知れません。
言うまでもありませんが、地元の皆さんの協力無しではロードレースは開催できない競技です。
ホビーレーサーの端くれとして、こういった環境を提供してくださっている皆さんに感謝すると共に
日頃から我らサイクリストは安全にマナー良く走らねばならないと強く思う次第です・・・。


レースはパレードを終えてリアルスタート、ペースは一気に上がり攻撃もエスカレート。 序盤の
アップダウンをハイペースでこなし1回目の千枚田通過。 ここ数年、雨の観戦続きでしたが
今年はお天気に恵まれ、テクニシャン揃いの我がチームは落車やパンクなど機材トラブルなく推移。
道の狭いダウンヒル区間、サポートカーはタイヤが軋みっぱなしでジェットコースター状態です。
監督(みっふん)が運転上手なので良かったよかった。 ヘボいドライバーではとても選手について
行けません・・・。 札立峠を登坂、ポロポロとこぼれ落ちてくる選手をパスしつつサポート部隊は
メイン集団を追います。2回目千枚田、選手は我慢大会開催中、見ているこちらもキツイです・・・。


チームから出走の4選手も脱落する事無く無事に完走、最終日も組織的にレースが出来る人数が
生き残り上々、機材のトラブルもなく良かったです。バタバタと撤収、最終ステージの太地町へ移動。
ホテル玄関先でシコシコ洗車&洗車、今日もお日さまが暮れていきます・・・。


最終日、天気晴朗なれど波高しで風がやや出ています。黒潮ロードレースが先にスタートするので
我々UCIレース組はゆっくり支度、11時10分のスタートを待ちます。 チームMMのメンバーが
前日に続いて1・2フィニッシュを飾り存在をアピール!そんな様子を横目に見ながら準備OK!
やがてスタート!。 序盤からレースは動き逃げ集団が出来てメイン集団から追走集団が出来ての
展開。最大2分ほどの差で推移。カザフ&ニッポの面々がコントロール、終盤にかけてメイン集団は
ぐんぐん速度を上げて最終周回にはきっちり逃げグループを捕まえレースは振り出しに。

サポートカーよりKOMを見る・・・登りは平和。この間にサポート車内もドリンクを飲んだり
パンを食ったり補給です。下りにかかるとえらい事になってとてもそれどころではありません・・・。
最大の心配事はシッコでしたが、朝のコーヒーを我慢してなんとかもちました・・・(^^ゞ。


決着は集団スプリントでワン・カンポ選手がステージ優勝。総合はミズロフ選手。我がチームも
無事みな完走です。よかったです。

戦いすんで・・・


ささっと撤収作業、ミーティングのあと現地解散。 皆さんホントにお疲れさまでした。