２０１１コルナゴ - てんちょ’sＤｉａｒｙ

朝食を新宮で済ませ急いで帰阪、昼間の移動はペースも流れ任せでまったり。思ったより
時間がかかり、帰宅して休憩もなしに即刻「２０１１コルナゴ展示会」へお出かけ・・・。
しかし・・・大阪は・・・暑い！！！・・・^_^;。

会場は大阪市内の洒落たところ。周りには結構足代わりに使われてると思しきスポーツ
サイクルが、頑丈そうななロックでフェンスにくくりつけられていたりします・・・。

昨今、エンジン付の２輪車もこの方達のお世話になる所為もあるのかな？。

２０１１のコルナゴですが、ピュア“レーシング”バイクブランドとしての意気込みの高さが
垣間見えるＮｅｗラインナップです。ジロ、ツールでの活躍ですでに皆さんご存知のＣ５９と
コルナゴラインナップ中で最も軽量なＭ１０が加わり、トップレンジのレーシングモデルの
選択肢が豊富になりました。ううむ悩ましい・・・。

Ｃ５９

コルナゴのお家芸、カーボンパイプ＋カーボンラグフレーム
異型断面のパイプはいわゆる“ジルコ”、Ｃ☆０系の流れを受け継ぐ形状です

ヘッドはＥＰＳと同じＣＨＳシステム。トップチューブはヘッドに向けて
大口径化され、前三角のねじり剛性は相当なものと思われます・・・。

ＢＢエリアはこんな感じです。バックはさほど詰まってはいません。チェンステーは
新しい形状です。シフトワイヤーはダウンチューブ内臓。リアブレーキワイヤーも
内蔵され外観はすっきりしています。リアブレーキワイヤーの内臓工作、他の多くの
ブランドが単に穴を開けただけで、うっかりとしくじるとメカニックはワイヤーの復旧に
えらい事になったりしますが、コルナゴはカーボン製のチューブを通してあるとか。
忙しいレースの現場でメカニックが困らずスムーズに作業をこなせるように配慮された
ニクイ工作がなされています・・・。

自分の勝手な予想を超えＥＰＳを凌駕しコルナゴの旗艦に収まったＣ５９、ＥＰＳを
上回る高剛性を誇りつつもラグドフレームの良さで、ホンの少しだけ踏力をいなして
溜め込みグワッと放出、Ｃ３５から脈々と受け継がれるコルナゴカーボンフィールを
継承しトッププロに非常に好評とか・・・。￥５９８５００（フレームセット・税込）

Ｍ１０

フルモノコックのコルナゴＮＯ．１軽量フレームです

新しい造形のシートステー

ヘッドはＥＰＳと同じＣＨＳシステム

実重量が軽くしかも高剛性のＭ１０は踏み出しが軽くヒラヒラとした軽快感が
際立った乗り味が特徴とか。特にヒルクライム系な皆さんにお奨めです。
ツールには生産が間に合わなかったそうですが、ヴェルタからは選手の好みで
チョイスされるそうです。　￥５０４０００（フレームセット・税込）

ＥＰＳ

自分も愛乗しているＥＰＳ、パッと見は実に素でそっけない外観ですが、見えない
部分の作りは実は非常に凝ったもので、その走りはまさにエクストリームパワー
“スーパー”。　カラーチェンジのみ￥５７７５００（税込）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ＣＸ１　ＥＶＯ

リアブレーキワイヤーが内臓処理となり外観がよりすっきり。素材についてコルナゴは
あまりインフォメーションしませんが、上位機種も含め東レ製のＨＨＭ、ＨＭ、ＨＲ等
適材適所で使用しているとか。ＣＸ１はＰ社のパリスと価格も含め良いライバルですね。
￥３７８０００（フレームセット・税込・シートポスト付属）

ＣＬＸ２．０

ロードレースからロングライドまでそのシーンを選ばない万能選手と好評のＣＬＸ２．０
フレーム自体に大きな変更なくカラーチェンジのみで継続。　
アルテグラ仕様完成車で￥４０９５００（税込）。１０５仕様、フレームセット売りも有り。

ＡＣＥ

主にロングライド向けのＡＣＥ、２０１１年はカラーを一新、コンポを１０５として
お求めやすい価格の完成車として継続。　スケルトンはヘッドチューブが３ｃｍ長い
こと以外はコルナゴ“レーシング”スケルトン。ステムの下にボコボコスペーサーを
挟まなくとも良いので、実は胴長短足＆短手の平均的な日本人（おやぢ）には最適な
ポジションが出しやすかったりします。￥２９９２５０（完成車・税込）