出雲へ

私事ですが、自分とお噛みは今月29日で結婚20周年。 気がつくと2人とも中年のおっさんと
オバハン。 シワが増え、お腹が出て、あちらが痛いこちらが痛いと歳を感じずには居られない
今日この頃。誕生日を間違えて「誰の誕生日やっ!」とシバキ上げられた事も今は良い思い出です。


10周年の折は清水の舞台から飛びおりて 「上高地帝国ホテル連泊」でゴージャスにお祝いを
したんですが、20年目は青春18切符(2010・春)の残りを活用、かなりお安く思い出作り・・・。
何か見えない力に導かれ赤い糸が繋がった、お噛みと、家族と、そして有形無形に支えて頂いている
数え切れないたくさんのご縁に深い感謝を、そしてまた新しいご縁が生まれる事を願って出雲へ・・・。


お昼前に出発、新快速で姫路まで。姫路から特急スーパーはくと号で鳥取へ・・・。途中で仕込んだ
駅弁で遅い目のお昼ご飯・・・。

リニューアルスーパーはくと号の車内はゴージャスです。無論普通車。いつかはグリーン車です・・・。

ステーキ弁当

幕の内弁当。おかずのイイダコの煮付けが列車の振動にプルプルゆれて笑けました


智頭急行線に入りHOT7000は700馬力のエンジンを噴かせて振り子ブンブンで高速運転。
急曲線も車体を内傾させハングオン状態?ですっ飛ばして痛快です。 弁当をパクつきながら
眺める車窓からはそこここに今が見頃の桜が咲き誇り実に綺麗です。 平日に公休な自分たちは
高速道路¥1000の恩恵には預かれず、車の運転は好きですが、運転の労力や高速代ガソリン代を
考えると鉄道の利用も決して悪くありません。 運転していてはご飯を食べながら景色を見ながら
とは行きませんものね・・・。


スーパーはくと号は倉吉まで足を伸ばしますが鳥取で下車、快速とっとりライナーに乗り換えて
米子を目指します。

ボックスシートの並ぶキハ126の車内。 JR化後の新しい車です


車内はちょこんと行儀良く腰掛けるおばあさんがたくさん。鈍行旅行をするようになって判ったんですが
移動手段が車にシフト、鉄道は特急街道になり普通列車の本数が大幅に削減され「1本逃したら大変」
状態。 車に乗れない皆さんは不便をしているんだなと。 都市部に住んでいるとまったく見えないし
思いもしない部分です。

車窓からは山陰の秀峰大山の雄姿。まだ雪を頂いています

米子へ到着。キハ126はこんな顔です。うしろ頭はお噛み。鈍行旅に身軽なリュックは必須です

国鉄時代の車もまだまだ活躍中

米子は山陰鉄道の発祥の地だとか・・・


米子の駅前で¥3480朝食・温泉付/1人のホテルに投宿。 帝国ホテルとはエライ違いです^_^;。
フロントの可愛らしーおねーさんに「美味しいとこ教えて」と聞いて街へ出る。ブラブラと
徒歩5分ほど・・・

居酒屋 庄屋さん。ついガッついてしまい旨いモン画像がっ!ありません・・・


大将が現役の漁師さんやそうで、海鮮モノがなかなか!。岩牡蠣、天然鰻、変わったところでは
ナマズのお造り・から揚げ、イカの肝の沖漬け等など。 なんやかんやと頂いてお値段も¥3000
ちょい/1人とお手ごろで美味しかったです。 地元の人の生情報はカタいですね。 つい近くに
「サティ」があったのでデザート等をちょっと買って宿にもどって温泉で温まり就寝。


明日は出雲です・・・。