変速

謎の? 14−32Tのスプロケ、その並びは14から20Tまでストレート、その上が22・24・28・32T。
平坦では小刻みなステップなんで回転数を維持しやすく体力温存。 登坂でも低めに幅があるので回転を
維持しやすく体力温存・・・体力温存・・・体力温存・・・回転を維持しやすく・・・回転を維持しやすく・・・。 


その体力温存ですが、レースシーンではしんどくても何がなんでも千切れないように無理やりヨダレたらし
もってゴリゴリ踏まねばならない時が多々ありますが、おじさんおばさん(^^ゞのサイクリングではラクチンで
あってこそより遠くへ行けるし、意外にサイクリングで 「兎と亀」 はよくある事で、「うぉーりゃーー!」って
飛ばしてコンビニで「あーしんど」って15分も20分も休憩してると(意外に時間はすぐに行ってしまっている)
「遅っ!ぶち抜くぜ」って抜いてきた人がリスタートしてしばらくすると「あれ?、さっき抜いたよな・・・」って
事しばしば。 あげく終盤戦になって足パンで速度が落ちて休憩もさらに長くなり、となるともう追いつけなく
なって、結局のところ亀さんがトータルではハイアベレージでゴール!(つまるところ速く)なんて事は実際
ロングライドイベントなんかではよくあって、いかに体力温存、細く長く、「巧く」走るか、体力のマネージ
メントがホント大切。 妙齢の方が体力的には負ける事ないはずなのに意外にしれっとアベレージが速いのは
「巧い」んですよね。 自分の楽な回転数を意識して平地も登りも極力その回転数近くになるよう変速を使い
回転をキープするように乗りましょうね。 そのための多段変速です。 変速の使い方を誤解されてる方は
案外多いです・・・。 


ちなみに、700×28Cタイヤ、48×18Tの90回転で速度が30,7キロ。 一般的なアウターが50の
×19Tなら30,3キロ。 (23Cタイヤなら外周が小さいのでちょい速度低め) 平坦無風ならしんどく
もなくやたらと遅くもなくエエ感じのサイクリングペース。 日も長くなってきましたし、巧く走って距離を
伸ばしましょうね。