春のロングライド

春と秋、年2回の恒例つうばいつうロングライド、交通量の増えた琵琶湖から淡路島に所を移して何回目?。
半年間の成果発表会みたいなモンです。今回もたくさんのメンバーが集まり、熱い走りから撃沈まで様々な
人間模様?(んな大そうなもんでもない?否、大問題?^_^;)。


お天気には恵まれましたが冷え込んでもう4月がくると言うのに寒いです。いつもの集合場所には本隊に
加えてTGRのメンバーも集まり総勢はざっくりと30名。 8時15分、「ほな、行きまひょか〜」と出発です。


本隊の屈強おやぢたち・・・

ここだけの話?ぢつは女子もいますが、すっかり同化しています・・・^_^;


すぐに熱い走り組、それなり組、のんびり組・・・と皆さんマイペースで一路国道28号を洲本へ向けて
快走!怪走?。いつも思いますが、キラキラと海がきれいで気持ち良いです。 とみーさんと“ポンコツ
パックを作って先頭交代しながら前進。 序盤、まずまず体も動き「この調子ならまあまあイケるか?」と
淡い期待。やがて洲本の街外れ、いつものコンビニに到着、小休止です。 缶コーヒーで補給、スタート。


洲本で国道を離れると交通量も少なく景色もよく南淡路は淡路島サイクリングのハイライトです。 程なく
最初の難関?“謎パラ峠”へとっつきます。 先日来、登坂時に調子が悪くなり内心ドキドキ?。皆さんは
軽快に登っていきます。 おもむろにインナーへ、1段、また1段と11スピードを駆使。ガラガラガラ・・・
「ん?なに??なんと!!!(>_<)」。 アルミ製のチェンウォッチャーがなんでかひん曲がり、チェンに
引っかかって軽いほうから3枚使用不能に(>_<)。 とてもとてもこれらのギアが無くては坂登れません。
原因はよく判りませんが、いつの間にか後ろ向きにグニャリと曲がってしまっています。 先日那智山
登った時はなんとも無かったので、それ以降・・・何時や?乗って無いのに(^^ゞ。とにかくバイクを止めて
復旧を図りますが手が入らずうまく戻せません。仕方なく工具を出して変速機を外して・・・クソっ!。今回
都合でレンタカー、バイクを車に中積するのに前後車輪を外して積んだんですが、その時になんかの拍子に
チェンが引っかかってて、車輪を装着する時引っ張られて曲がったのかな?。 後ろ向きに曲がってるので
そうとしか思えません・・・。


やれやれ・・・と登坂開始。のろのろ・・・と第一ピークを通過、第二ピークを越え海に向かってダウンヒル。下りは
安全第一、慎重に下ります。2回目の休憩ポイント、モンキーセンターに向けて海沿いの道を個人TTです。
実は平坦区間が半分以上の淡路島、今回、FFWDのF5Rを装着。 フラットの時の“抜け”の良さは言う
までもなく、登坂時も重さを感じず、ダウンヒル時も剛性不足を感じる事無いので、ホントオールラウンドに
良いホイールです。 ま、強いて言うならば、チューブラーなので、このようなサイクリングの時はスペアが
ちょっとネック・・・。2本持ちたい所ですが、今回は1本で強行。パンクするとちっとヤバい?。


FFWD F5R


モンキーセンターに到着ですが自分は休憩なしで次の区間へ。沼島を左手に「美味い鱧食いたいな〜」と
思いながら“箱おやじ峠”へ向けて前進。よっさん、武ちゃんとパックになりますが、恐れていた症状が・・・。
謎パラは十分注意してゆっくりゆっくりこなしたのでなんとかパスしましたが、その後の独走と休憩なしで
ジリジリ・・・と忌まわしの全身酸欠症状が・・・お〜まい が!!万事休すです。 後続の列車にも乗れず
平坦にもかかわらずまるで走れなくなってきました。こりゃまいった・・・。やがて“箱おやぢ峠”。力が入らず
ヨタヨタ。「足だけはつかへんぞ」とサイクリストの意地だけです。 あげくの果てにジグザグ登坂まで駆使
して辛うじて峠を越えその先の自販でたいちょさん、TGRの皆さんに合流、その自販で気休めに『リアル
ゴールド』を流し込んでリスタート。 「あぁあかん・・・(>_<)」下りでも付いてイケマセン(>_<)。 


あと少しで福良の町、「あとひと坂・・・」。平坦で頑張ろうが坂をギリギリ登ろうが心拍数は150台で安定?。
今までの自分は最大心拍200ちょいくらい、HCレースでは心拍数を180台に強度を調整して走ったりしますが
どえらいキツイのに150拍そこそこでは血が回りきらないない様で、それ程負荷をかけなくてもその実は連続
無酸素運動になってる?のか、やがては足がパッタリ止まってにっちもさっちも行かなくなってしまいます。
高血あっちゃん?の薬、よく効いています。 


ふらふらになりながら福良の町を見下ろすピークを通過、九十九折を下っていくと、TGRの若い衆が落車。
幸い体にも装備にも大事無くて良かったです。 なんとかかんとか福良到着・・・^_^;・・・。


港の方に入っていくと、評判のシフォンケーキ屋さんにたいちょさん達が!。 もちろん自分も前菜?に
シフォンケーキをワンカット、お隣の天ぷら屋さんでひと串、そしてメインディッシュに穴子丼!!!。
がっついて画像無し。走れなくとも食欲はまったく衰えません・・・(やせんわな)。


ずらりと・・・

何台あるのかな?。皆さんハイスペックなバイクばっかりなので総額は・・・1000万?2000万?


昼食後、少し休んだので乳酸除去はやや進んだと思われましたが、この先最後の難関?鳴門大橋の坂が
控えてるし、そこでまた使い果たしまた走れなくなると、皆さんにご迷惑をお掛けしてしまうので国道を
洲本に抜けてショートカットすることを決断してお別れ。 ひとり寂しくとぼとぼと「悔走」です。
福良の町からはダラ坂でスピードが出ません、ポラールによると2〜3%の坂、中山峠と言う峠?をパス。
この間に何本か『湊』(慶野松原)方面へのフラットな道がある事を発見。 不調時に西海岸へでる比較的
楽なエスケープルートになりますね。 


洲本の町の手前で国道の標識にしたがって右折して進むと、バイパスになり小さなピーク(頂上はトンネル)を
越えて行きます。初めてなので標識どおり国道をなぞりましたが、旧道(今は県道)を進めばひと坂越える事なく
少しは楽できたのに・・・残念?。


洲本にてちょっと一服、缶コーヒーです

右手から帰ってきました。行きしなは国道を離れ左へと進みます・・・。


ここまで福良から約1時間、交通量はさほどでもなくまずまず走りやすいです。5分ほど休んでスタート。
もうちょい、もうちょいと頑張ります。遠くに世界平和大観音像が見えてます。あれを過ぎればあと少し。
だましダマシ、ジリジリと・・・やっとこさで到着。 福良から2時間、46km余。 自分の2011年春の
“あわいち”は119kmでした・・・否、あわ “いち” ぢゃありませんね・・・とほほ・・・。


着替えて車でウトウトしてると最速組の到着、三々五々皆さん無事ゴール!。自分以外特に大きなトラブルも
なく( というか、大方自分一人で走ってたので不明です)終了。 お決まりの温泉で汗を流し無事に帰阪。 
ご参加の皆さん、お疲れ様でした!!!。