いま作業しているムーラン号、メルクスのラインナップの中では地味目な存在ですが実はけっこう
ポイントを押さえたなかなかの出来、ちょいとディテールをご紹介します。
チェーンステイは一目でわかるほどの左右非対称
シートステイ上部を薄くして振動吸収性に留意
ダウンチューブはガッツリサイズで剛性確保
ヘッド回りは上下異径のテーパードとしてねじれ剛性を高め操縦安定性確保
フォークはスラリとしててこちらも振動吸収性に留意
キャリパーは上手くシートステイに収まり最新のエアロロードにもよく見られる作り
エンデュランスロードとされていますが、ロードレースにも十分使える各部作りになっています。
長い目のヘッドチューブで手足の短い日本人にとってポジションも出しやすく、しかも意外に軽い。
レースからヒルクライム、ロングライド・・・汎用性が高く価格的にもお手ごろ感があって良いバイクに
なりますね。
ご予約、承ります。
