ツールドらいおん!・・・?

ここ数年、我らがつうばいつうの年中行事になってます5月のツールドらいおん=紀伊半島縦断ツアー、今年は
「土・日だと参加したくとも出来ないのよね」 とのお声も頂戴していましたので、GW中の開催に。 皆さん家族
サービスも済ませ 「じゃ、おとうちゃんもちょっと行かせてね〜」と言い易いだろう?GW最終盤に投入です。
そのツアー名、知らん人には意味不明の伝統?の「らいおん」ですが・・・^_^;。 直前情報で・・・^_^;。 


午前7時、少し早めのリビエルに、本隊にお見送りサイクリングの皆さん、そしてお見送りの皆さんと集合。
空はどんよりと曇り、雨の匂い・・・ああ、昨日までは暑かったのに・・・誰やっ!?

見事におやぢばっかり・・・さ、行きまひょ!       フォトbyやまこちゃん


コースはいつも通り、CLへ進入し南下、昨日までとはうって変わってヒンヤリしています。 自重が重いのに
ランニングして痛めた膝はあいかわらず。 バイクは何とか乗れますが無理に高負荷をかけると痛みます。雨は
必至、先日来使ってるマッサージオイルをしっかり塗りこんで来たので、体を動かしている時はほわ〜と温まり
エエ感じです。 ポツリ・・・ポツリ・・・と雨粒があたりだしてきます。 をいをい、いきなりかい。誰やっ!!!
幸い?、風はなく川西大橋のこいのぼりもしょんぼり。 彼方公園はいつも通り、河内長野経て天見駅へ到達。
まだまだ先が長いのですぐに出発、紀見峠へとかかります。 それぞれマイペースでのんびり登坂、テッペンで
待ち合わせ、安全にダウンヒル、橋本手前のコンビニで補給休憩。


お水を買って給水、この先紀伊山地へと入っていきますので補給は必須、ドラ焼きをパクつき梅丹CCを投入
気合を入れてスタート。 紀ノ川南岸沿いを五条方面へ、。 竹ポさん、たいちょさんの鬼引き?で後方は
じりっと遅れますが火打口まであっと言う間に到達。 このコースの核心部、富貴の里への長い長い登坂に
かかります。 心拍数160台、65回転前後キープです。 ついに雨脚が強くなってきていったん停止。
カッパを着込み冷えを回避、キャップのツバを前に回してサングラスに付く雨滴対策、トランクバッグに
レインカバー装着。 さ、行くか〜とリスタート。 インナーの32Tが威力を発揮、クルクル回して行けます。
頂上手前の急勾配をこなして冨貴口に到着・・・。



雨はもはや本降り、バス停先の軒先を借りて待ち合わせです。 W山さんが調子悪くて遅れ気味、その間に
梅丹のブドウ糖ラムネをヒョイぱく、BCAA補給。 そろったところで集落内へ進み、自販で缶コーヒーで
いっぷく、ボトルに給水、出屋敷峠へ向けてGO!。 ヘビーウエットの路面に厳重注意しながらいったん
冨貴の里から下って、高野山方面との分岐を左、出屋敷峠へ進入。 とみーさんの“斥候”ライドの情報通り
道路状況OK。 とは言え慎重に、石礫など踏みつけないよう注意を払いながら前進、ほどなく峠に到着。


先行組は寒いので先に下りた由、空腹感がでて来たのでスポーツようかんを投入しいっぷく。 最後尾と
一緒にダウンヒル。 難所をクリア、坂本手前で国道168号に到達。 ビューと駆け下り坂本昭和館前を
右折、新宮方へ。 雨は強く降ったりやや収まったりを繰り返し止む気配なし。 下り基調のアップダウンを
こなして距離を稼いで行きます。 国道168号も初めて紀伊半島を縦断した自分が高校生の頃と比べると
(何年前やねん!)改良が進み、当時はひたすら川沿いにクネクネクネクネ狭い道が延々続いていましたが
今は広くて長いトンネルが出来てバイパス化がされた区間が相当に長くなってきています。 ライトと、特に
後ろ側、テールは必携ですが、今日のこのお天気だとトンネルがどんだけありがたいか・・・^_^;。


待ち合わせを何回か、道の駅十津川郷に到着、お昼ごはんに。 こちらの2Fのお蕎麦屋さんは地蕎麦の
手打ちで美味しいんですが、今日の濡れネズミ状態ではさすがに遠慮、表でカップ麺等で暖を取ります。
足湯で温まりたいところでしたが、すでに13時を過ぎて時間が押してるのでヤンペ、そそくさと補給を
済ませて前進再開。 先頭は“ピュンビュン”行ってしまいます。 ついて行けず一人旅、昴の里分岐から
約5kmの登り、『珍 鱈男』を決め込みチンタラ・・・前にも後にも誰の姿もないのをイイことにお気楽に
サイクリングペース・・・(^^ゞ。


この果無峠を越えると長い登り坂はおしまい、濡れた路面に注意しながら一気に駆け下り、道の駅ほんぐうで
最後の休憩。 道の駅へは旧道を行けば良いのですが、標識に従って新宮方面へと新道へ入ってしまい
若干の遠回り。 知らぬ間に道はドンドン良くなってます。 さて、缶コーヒーで休憩の後ラストラン。 たいちょ
さんが「引きちぎってやる〜」とばかり“ビュンビュン”前へ前へ、かめ!さんとパックで後姿がどんどん小さく
なっていきます。 「デブでもその気になったらちょっとは走るで〜」のDちいむの面目を保つべく?追走開始。
練習量豊富なたいちょさんはいつも通りの鬼引き模様で緩む様子無し^_^;。 下ハンにしがみついて一生懸命
走ります。 熊野本宮大社の前を過ぎて、請川の川湯温泉への分岐を過ぎてまだ追いつきません。 が、最終盤にも
関わらずびっくりするほど良く粘れます。 ロットの選手達が過酷な春のクラシックで多用したというフェニックス号
素性が良いですね。 「脚が残る」 のを実感させてくれます。 独走なんとか追いつく事が出来て売り切れ・・・。
後は出がらしをさらに絞って連れてって頂きトンネルを抜けるとそこは新宮\(^o^)/。 先頭のパックは
16時13分到着です。


皆さん到着、お疲れ様でした〜

雨は結局上がる事無く・・・


ホテルへ行く前に、「らいおん」さんを経由して行くことに。 「南海の喰い処、居酒屋 らいおん」 さんですが
我ら“マッキーさん”のツールド熊野に参加のころからお世話になること20年。 馴染みでしたが残念ながら
居酒屋としては営業を止められていました・・・(T_T)。 ちょっと大阪では見る事もないし味わえないモノを出して
下さってまして、毎回ほんとに楽しみにしていましたが残念です。 ホテルに入りひと風呂浴びてさっぱり
ホテルのフロントのお兄さんおすすめの近くのお店を紹介していただき、今回は「らいおん」を偲ぶ会です。
そしてこれからよろしく味斗さん\(^o^)/。次回からは名称改め『ツールドアジト』ですね。


乾杯〜!

生ビールが沁みる〜〜〜ぷは〜〜〜\(^o^)/


味斗さんのマスターは今の “ツールド熊野” に現地スタッフとして入られているそうです。 


〆は

こんな感じ・・・ぷは〜〜〜お腹いっぱい・・・


ホテルに帰ってTV点けたまでは記憶にありますが・・・バタンQ・・・意識不明・・・