国楯へ

昨日、国楯から電話が入って 「心臓血管外科の時間が取れましたのでご来院ください」 と。急遽お店を
お休みさせて頂きm(__)m。 唐突に“来なさいコール”が入るので、何かと支障が出ます・・・^_^;。巨大病院
掛かる患者さんも膨大。 分刻みのスケジュールで大きな歯車が動作しているようです。 一度逃すと
次がなかなか、こちらで調整しないとなりません。 


心臓血管外科のDrと対面、まずは手術について例のごとく詳細な説明。 かいつまむと、ここ数ヶ月で急速に
患部が拡大してきているので、時間的な余裕はない。 心臓から頭部等へ向かう血管が通常3本なんですが、
おかんの場合よくある奇形で(健康には問題ない)まず大動脈から二本で出て、その先で1本がさらに別れて
3本になってるそうで、バイパス血管を作る都合上ステントグラフト留置の方法は取れなくて、開胸手術に
よる人工血管置換になる。 左腋からのアプローチなら患部を全部置換できるが肺をさわるので、高齢者の
場合は術後多くの方に息切れ等の後遺症が出て酸素を引っ張るなんて事になる。 正面から行くと、心臓の
裏側になる患部は置換が出来ないが、重大な部分は置換出来るのでベター。 術式はさらに外科チームで
詳細を検討する。 いずれにしても難しい手術になり、成功率90%。 90%って聞くと高率やんって思う
かもしれないけど、10人に1人どうにかなるってことで実はやばいのよって。ここまで聞いて手術を止める
人が半分は居るとか。 で、そのまましてるとどうですか?ってことですが、3ヶ月〜半年でパン!って行く
かも?・・・3年5年って言うならまだしも・・・(>_<)  
  
2回も検査で入って、放置なら半年かもとか言われて、おかんの場合はこの際ヤンペの選択肢はなくて
本人も 「頑張る!」 と言うので、手術を受けることに意思決定。 新年1月中、できるだけ早く手術を
受ける方向に。 おかんは 「また入院か。 ま、はよ元気になって、カニ食べいこカニ(^^♪連れてや〜
ニコニコ 」 と・・・。 認知症、こんな時は救いがあるのかもしれませんね・・・^_^;